毎日食べてもヘルシー!
英国本場のフィッシュ・アンド・チップスが青山で楽しめる
MALINS
マリン
フィッシュ・アンド・チップスは英国の金曜の夜の定番
フィッシュ・アンド・チップスといえば、イギリスを代表する料理の一つですよね。白身魚のフライに、スティック状のポテトフライが添えられていますが、こちらが毎週金曜日、青山で味わうことができるんです。六本木にレストランを構える「MALINS(マリン)」が、ヴァルカナイズ・ロンドンにてケータリング販売しています。マリンのマネージャーのフィリップ・レイサイドさんにお話しを伺いました。
ヴァルカナイズ・ロンドン(以下VL):ヴァルカナイズ・ロンドンに出店したのはいつからですか?
フィリップ・レイサイドさん(以下フィリップ):2021年6月からスタートしました。定期的に開催しているのはここだけです。
VL:フィッシュ&チップスのお店を始めたのはいつですか?
フィリップ:8年ほど前、2014年に六本木のお店をスタートした頃からです。実は日本に来る前から、スコットランドで14年ほどフィッシュ・アンド・チップスのビジネスをしていたので、トータルで22年この仕事をしています。ベテランと呼んでいただいてもいいですよ(笑)。
VL:本場英国の味付けと日本の味付けは変えていますか?
フィリップ:私たちが提供しているレシピは、英国・国際フィッシュ・アンド・チップス協会が認定したレシピを忠実に再現しています。ですので、本場英国と同じ味わいが楽しめます。ただし、魚だけは市場のものを使っています。
一般的なフィッシュ・アンド・チップスではタラが有名ですが、私たちはマダラをはじめ、ヒラメやスズキ、マダイ、スケソーダラなど、一年を通してその時期に最も美味しい魚を仕入れて調理しています。お店で聞いていただければ、本日の魚をご説明しますよ。
VL:オリジナルレシピが味わえるんですね。ちなみにポテトのこだわりはありますか?
フィリップス:フライドポテトには、ホクホクとした食感とヘルシーさをお届けするため、生のジャガイモを仕入れて丁寧に調理しています。付け合わせのピーも、新鮮野菜にこだわっています。他にも、フライ油にはローファットなベジタブルオイルを使用するなど、毎日でも食べられるヘルシーで美味しいフィッシュ・アンド・チップスをご提供しています。
VL:昔はイギリスの食事は美味しくないと言われた時代がありました。そんな食文化を揶揄したイメージとしてフィッシュ・アンド・チップスもありましたが、現在はフィッシュ・アンド・チップス自体が美味しく変わったのでしょうか。
フィリップ:英国には金曜日の夜に家族でフィッシュ・アンド・チップスを楽しむ文化があります。夕方フィッシュ・アンド・チップスを買って、家で一家団欒で食事をする習慣がありました。観光客の方は、チェーン店やあまり美味しくないお店に行かれた方の印象が大きいのではないでしょうか。きちんとしたレストランでしたら、美味しいフィッシュ・アンド・チップスが堪能できますよ。また昔は庶民の食べ物というイメージがありましたが、現在ではタラなど魚の高騰化で、徐々にですが高級化しているようです。
VL:フィッシュ・アンド・チップスのオススメの食べ方を教えてください。
フィリップ:モルトビネガーをたくさんかけるのがいいです。定番ですが、これが一番おすすめの食べ方です。レストランでは、ビネガー以外にも、オリジナルのタルタルソースや、グレイビーソース、グリーンピースをつぶしたマッシュドピーなども人気です。まだ味わったことのない方は、金曜日のヴァルカナイズ・ロンドンでぜひ体験ください。
MALINS /マリン
1913年設立の英国・国際フィッシュ・アンド・チップス協会の役員を顧問に迎え、正式認証を受けたアジア初のレストラン。本場イギリスの味を忠実に再現するために、公式レシピを用い、調理器具の多くをイギリスから取り寄せているというこだわりぶり。また、一部のスタッフは、英国・国際フィッシュ・アンド・チップス協会でトレーニングするなど、英国のオリジナルにこだわったフィッシュ・アンド・チップスを提供するお店。
ケータリングカーにもあしらわれているのが、マリンオリジナルのマスコットキャラクター「チップスくん」と「マリンちゃん」。六本木のレストランと同じ、ピンクとネイビーのコンビネーションが目を引きます。
毎月第二・第四金曜日(11:00〜15:00)と毎月一度のブリティッシュ・マーケットに定期出店中!
※天候などの事情により急遽出店できない場合がございます。店舗または、下記のイベントスケジュールよりご確認ください。
INFORMATION
場所
VULCANIZE LONDON@ THE PLAYHOUSE 1F
営業時間
11:00 - 20:00