ご存知? 世界初のジェット旅客機を作った国は?

海外はもちろん、国内の移動も今では当たり前となったジェット旅客機ですが、私たちが安全に快適に乗れるまでには様々なドラマがありました。そんなジェット旅客機を世界で初めて開発した国はどこかご存知でしょうか? アメリカ合衆国(以下米国)と答えそうですが、実は英国なんです。


世界で最初にジェット旅客機を開発したのは、英国デハビランド社です。第二次世界大戦の末期1952年に就航。英国海外航空をはじめ、アルゼンチン航空やエールフランス航空、オリンピック航空など定期航空路で活躍。ただし、金属疲労が原因で墜落事故が度重なりました。そこで英国政府はデハビランド社のコメット機の飛行を停止し、その事故の原因を究明し安全対策を調整していました。


そんな最中、米国のボーイング社がジェット旅客機B-707型機の開発に成功。デハビランド社が問題点をクリアしたこちらの「コメット4型機」の開発を終えた時点では、時すでに遅く、ジェット旅客機の世界市場は米国が握ってしまっていたという歴史があるのです。コメット4はB-707型機やDC-8に敵わなかったようですが、今までの教訓が活かされて、安全性は高かったようです。


そのモデルがこちら。1958年10月4日にニューヨークからロンドンに飛行した「コメット4」の1/78スケールの模型です。なんとこちら精緻な作りにして木製なんです。ドラマを生んだ歴史ある飛行機の模型など、部屋のインテリアとしてもオツではありませんか。


Bravo Delta Models ブラボ デルタ モデルズ / Comet4 BOAC-02

¥ 64,900