王室に愛されたチョコレートの秘話とは

2月といえばバレンタインデーですが、もはやプレゼントするだけはなく、ご自身で楽しむためにチョコレートを購入するという方も非常に増えています。デパートに行けば、数多のパティシエによるショコラティエが並んでいますが、王室に愛されたチョコレートと言えば、英国発。英国でのチョコレートの歴史も意外と古いんです。


中でも老舗中の老舗と言えるのが、1902年に英国に創業した「PLESTAT(プレスタ)」。ひと目見たら忘れられないカラフルなパッケージは、英国人デザイナーのキティ・アーデンによるもの。このハッピーな雰囲気は、お子さんはもちろん、大人もワクワクしますよね。チョコレートへの期待感がギュっと詰まった独特の世界観を見事に表しています。


そんなプレスタの創業者であるアントワン・デュフールは元々はフランス出身。後にロンドンに亡命してプレスタを開業するのですが、その時に人気となったのがトリュフチョコレートでした。今では世界中で愛される定番チョコレートですが、発祥はここからなんです。


また、プレスタはチョコレートとして王室御用達の証でもある、ロイヤルワラントを2回授与された稀有なメーカーでもあります。王室以外では、映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者であるロアルド・ダールもお店に通う常連の一人だったとか。確かに、映画の雰囲気とプレスタのパッケージはどこか通じるところがありますよね。


そんなプレスタのチョコレートですが、まだ味わったことのない方がいたら、ぜひ今シーズンはお試しいただきたい。一粒で幸せな時間が楽しめますよ。なおプレスタですが、温度に敏感な商品ということもあり、オンラインストアでは取り扱いがございません。ですが実店舗には十分品揃えがございますので、実物をぜひ手に取ってチェックください。


トリュフチョコレート 各3,618円(税込)

ウェイファーチョコレート 各3,240円(税込)

※店頭販売のみとなります。