レディースオーダー特集 vol.05 小木曽洋子さん

女性こそ愉しめるツイードジャケット

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STAFF/Shungo Tanaka(MAETTICO) EditHiroyuki Horikawa

ヴァルカナイズ・ロンドンではスーツやジャケット、スカートやトラウザーズのパターン

オーダーを扱っていますが、中でも女性のオーダーが非常に好評です。

そこでスーツやジャケットをオーダー頂いた方々に、オーダーの楽しみや仕上がりの感想を伺いました。

 

今回は第五回目、“イギリスの暮らしへの招待状”というサブタイトルを持つ雑誌『RSVP』で営業などをされている小木曽さんにヴァルカナイズ・ロンドンが提供するパーソナルテーラリングオーダーの魅力を語っていただきます。

英国ブームの火付け役は、焼き菓子

『RSVP』は招待状を出した時、フランス語で「必ず返事をくださいね」という意味の「répondez s'il vous plaît」の頭文字を繋げたものです。小誌を読んだ読者がイギリスを訪れた後、どんな体験をされたか感想を聞かせてねという意味で『RSVP』としました。

 

ここ数年の英国ブームのきっかけの一つは、英国の焼き菓子、特にスコーンです。ボールに小麦粉とバターを卵や牛乳を入れて混ぜ、焼くだけ。この手軽さが受けて、コロナ禍の頃は自宅でお菓子を焼いてSNSにアップされる方が増えました。英国菓子が人気になり、さまざまな百貨店催事で英国フェアが行われるようになっています。

きっかけはキャストの私物ジャケットへの一目惚れ!

以前、香港でスエードのセットアップをオーダーしたことはありましたが、ちゃんとしたオーダーは今回が初めての体験。まず、スーツかジャケットで考えましたが、私の仕事の内容とオケージョンを考えると、スーツを着る場面はほとんどありません。ジャケットは羽織るだけでスタイルの雰囲気が変わるので、ジャケットをオーダーすることに決めました。

 

そもそも私が英国に傾倒するきっかけは主人の影響です。主人はイギリスと、「ハケット ロンドン」などでオーダーしていました。彼のクローゼットには、さまざまな生地・柄・色のジャケットが並んでいます。そんな光景に見慣れていたので、オーダーするならジャケットが良いかなと思いました。

 

お店に来てオーダー用の生地をはじめ、裏地、ボタン、襟の形などを選ぶ作業の膨大さを想像して一瞬怯みましたが、ポンと置かれていたキャストさんのジャケットを見た時、私の欲しいツイードジャケットはまさにこれだと道筋が見えました(笑)。それは主人が週末に着るようなどこかリラックスした雰囲気がありつつ、仕事にも来ていけそうなツイードのジャケットだったのです。

2024年3月31日(日)までの期間限定開催!】

 

「ヴァルカナイズ・ロンドン」で仕立てるレディスパーソナルテーラリングのオーダーフェアを開催!

< お得なスペシャル特典 >

期間中にスーツまたは、ジャケット&トラウザーズをオーダーいただいたお客様には、

通常30,000円(税込)相当のオーダーシャツを1枚プレゼント。

(コットン生地:ホワイトorブルー・コットンリネン生地:4色)

※生地は指定の生地となりますのであらかじめご了承ください。

※レディスオーダーは、青山店で常時承っております。

名古屋店と大阪店をご希望のお客様は、お近くの店舗へお問い合わせくださいませ。

こだわったのは、袖口と着丈

オーダーしたジャケットはツイードの一つボタン。袖口のターンアップがポイントです。

 

ここに一目惚れしました。また着丈にもこだわりました。通常、女性用のジャケットは着丈が短めですが、私は作業してもシャツが見えないように、ヒップラインが隠れるほどの長さにしていただきました。こうした着丈のバランスは難しいのですが、絶妙な着丈にしていただきました。こうした点もオーダーメイドならではだなと。裏地は英国王室を意識してパープルに。オーダーはサイズの調整も多少は可能なので、長く着られる1着になったと思います

私が考えたツイードジャケットの愉しみ方

普段、ジャケットを着たまま仕事をしていると、どうしてもシワになりますが、帰宅してハンガーに干すだけで、ウールが復元してシワが綺麗になくなります。着心地は非常に軽いので着ていても疲れず、実用性が高いです。ちょっとした場面でも、このジャケット1枚羽織るだけで、改まったスタイルにも見えるので汎用性も高いです。

 

また、ピンズなどの小物使いもツイードジャケットの楽しみを広げてくれます。バラや王冠、イニシャルなど、英国ではチャーム一つ一つに意味があります。主人がジャケットを着るときにピンバッチをラペルに付けているのを見て、いいなと思い私も集めていたもの。いずれもイギリスや日本のアンティークフェアで購入したものです。襟元にこうしたチャームを付けるだけで、女性らしさを演出できると改めて思いました。

ヴァルカナイズ・ロンドンでのオーダーは至福な時間

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スタッフのかたが自分のために時間を作っていただき、悩ましいほどの膨大な生地、裏地、ボタン、仕様に至るまで一つ一つお付き合い下さり、的確にアドバイスをなさる時間は、まさに贅沢さを感じます。オーダーメイドの真髄ですね。

 

時間をかけて作っていただき、試着をして、自分の思い描いたものができた時の喜びは格別です。それまでの過程でほんの数ミリ、ボタン位置を修正したり、最後の最後まで微調整をして整える。これぞプロの仕事と思いました。

〈 Profile〉

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小木曽洋子(おぎそようこ) Yoko Ogiso

【オーダー会開催期間】

全店:2024年2月23日(金)〜3月31日(日)

※名古屋店・大阪店をご希望のお客様は、お近くの店舗へお問い合わせくださいませ。

価格(税込)

・スーツ上下       ¥165,000~

・ジャケット/ブレザー ¥115,500~

・単品パン        ¥55,000~

・単品スカート      ¥55,000~

・シャツ         ¥34,100~

納期

・スーツ        約2カ月~

・パンツ/スカート 約2カ月~

・シャツ                     約3週間~

※納期は変動する場合がございます

店舗情報

・青山店(03-5464-5255)
・名古屋店(052-527-8835)

・大阪店(06-6110-5615)

 

 

※ご不明点がございましたら、各店舗までお気軽にお問い合わせください。

オーダーに関する注意事項

※レディスオーダーは、青山店で常時承っております。

名古屋店と大阪店をご希望のお客様は、お近くの店舗へお問い合わせくださいませ。