Take a Walk withJames Bond

ジェームズ・ボンド、ゆかりの地を歩く

女王陛下のスパイとして世界中を飛び回る、ジェームズ・ボンド。
彼のライフスタイルは、こだわりと信念に満ちていることでも知られています。それゆえに、今も数多くのエピソードが残されています。その世界でもっとも有名なスパイが愛し、愛された場所やモノたちを感じることのできるスポットを007のロケ地とともに歩いてみましょう。

Take a Walk with James Bond ジェームズ・ボンド、ゆかりの地を歩く

世界でもっとも有名なスパイであり、英国人らしい独自のこだわりを持つジェームズ・ボンド。007「スカイフォール」のロケ地を中心に、ボンドが愛したレストランやバーと007シリーズを生み出した原作者、イアン・フレミングの御用達ホテルなど、ボンドにまつわるロンドンのスポットをイラストとともにご紹介。

Department of Energy and Climate Change Building

Department of Energy and Climate Change Building

エネルギー・気候変動省ビル

新 MI6

「スカイフォール」のラストシーンにて、ジェームズ・ボンドが英国国旗のはためくロンドンの街並みを見つめる象徴的なシーンが撮影されたエネルギー・気候変動省ビル。ボンドの目の前に立っているのは国防省ビル/Old War Office Buildingで、こちらも過去の作品でMI6のオフィスとして登場しています。

Address: Department of Energy and Climate Change 3 Whitehall Place,London SW1A 2AW

Brown’s Hotel

Brown’s Hotel

ブラウンズホテル

007の原作者の愛したホテル

イアン・フレミングは多くの007シリーズの原作を、このブラウンズホテルで執筆していました。残念ながら原作には登場しませんが、それだけ彼が大切にしていた、まるで我が家のようなサービスを提供してくれるホテル。イアン・フレミングが生誕100周年を迎え、当時最新作の「慰めの報酬」が公開された2008年には、イアン・フレミングパッケージとして、彼をイメージした特別なラグジュアリールームに宿泊したゲストがボンドの愛したフードを楽しめるイングリッシュ・ブレックファストや、2種類のスペシャルカクテルサービス(もちろんステアではなくシェイクされたもの)、ジェームズ・ボンドエキシビションのチケット、セバスチャン・フォークスの執筆した新ボンドシリーズの小説がサービスされるといったイベントも開催されていました。

Address: 33 Albemarle St. London W1S 4BP

10 Trinity

10 Trinity

10トリニティ・スクエア

情報安全保障委員会政府施設

ここはMが訪問する情報安全保障委員会のギャレス・マロリー(レイフ・ファインズ)委員長のオフィスとクレア・ドワー(ヘレン・マックロリー)大臣らが出席する、機密漏洩事件の公聴会会場がある政府施設。トリニティ・スクエア通りに面したアパート&ホテル施設では、ボンドがMを連れ出すガンアクションシーンや周辺の公道を使ったカーアクションなども行われました。

Address:Port of London Authority Building

Scott’s Scott’s1 Scott’s2

Scott’s

スコッツ

ロンドンのメイフェア地区にある「スコッツ」はイアン・フレミングの原作にてジェームズ・ボンドがもっとも数多く訪れたレストラン。シーフードがおいしい高級レストランとして有名です。英国にいる間にボンドが好んで食べているのは、フライドポテトを添えた昔ながらのステーキや、高級百貨店「ハロッズ(Harrods)」のハンパー(ピクニックバスケットのセット)など。華やかなスパイの生活を体験するなら、高級シャンパン「ドン・ペリニヨン」を飲みながら、名物のシーフードディッシュを味わってみるのもおすすめです。

Address:20 Mount St. London W1K 2HE

Dukes Bar

Dukes Bar

デュークス・バー

こちらも原作「007」に登場するロンドンの老舗ホテル、デュークス・ホテルのバー。ボンドの名ゼリフ「Shaken, Not Stirred」で知られる有名なボンド・マティーニが生まれた場所です。

Address:Dukes Hote l, 35 St. James’s Pl, London SW1A 1NY

MI6 Building

MI6 Building

エムアイ6

国外の政治、経済及びその他秘密情報の収集、海外におけるエージェントを用いた情報工作を任務としている英国の情報機関MI6の本部。「スカイフォール」では実際のMI6本部がボンドをはじめ、Mやマニーペニーなどが勤務する建物として劇中に何度も登場しました。

Address:85 Albert Embankment, London SE1 7TP

Turnbull & Asser

Turnbull & Asser

ターンブル&アッサー

初代ボンドのショーン・コネリーからダニエル・クレイグ(「カジノ・ロワイヤル」まで)、すべてのボンドが着用していた、ビスポークシャツメーカー「ターンブル&アッサー」。ジャーミンストリートの重厚な雰囲気の店舗で歴代ボンドたちは採寸し、体にぴったりのシャツをオーダーしてきたのです。

Address:72 Jermyn St. London SW1Y 6PF

次回は10/19 更新予定です。



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